小学校受験 準備編〈”ほめる”ってなんだろう〉

 
□伝えたいこと
 
・子供がそこに存在するだけで素晴らしい
 
・子供を成長させたあなたが素晴らしい
 

今は塾のプリントやらないの!

またアイちゃんのストライキが始まりました。

でも、やらなあかんやろ

いつものようにアイちゃんとママの駆け引きが始まりました。

そして、いつも遅れてノコノコとやってくる私の出番です。

『今は塾のプリントやらない』って自分で決められてえらいやん!

ママをなだめます。

ママの怒りの矛先なのか殺気を感じたのか一瞬寒気がしました。

私は、アイちゃんに自信をもって育ってほしいと願っています。

そのためにアイちゃんの些細な行動や言動に「すごいね!えらいね!」と声を掛けるようにしています。

「今は塾のプリントやらないの!」このアイちゃんの発言は、アイちゃん自身が塾のプリントをやらなければならないと自覚していることに「すごいな!えらいな!」と感じます。そして感じたことを伝えるようにしています。

アイちゃん、じゃあ次はいつ塾のプリントやる?

私はいつもアイちゃんに勉強をするタイミングをゆだねています。

やらなければならないという義務感から、自分で勉強するタイミングを決める自主性に変わるからです。

少しテレビを見てからやるねー。

と、アイちゃんは自分で決めました。

自分で勉強をするタイミングを決められてえらいね!
そうやって自分で決めることも勉強だよ!!すごいねアイちゃん!!

その後、テレビを見て満足したアイちゃんは「プリントやるわ」と言って勉強を始めました。

アイちゃんの「いやだ」という言動も赤ちゃんの頃には乏しかった自我が明確になっているのだと感じられる瞬間ですね。

自分で決めたタイミングでしっかり始められてほんまにすごいでアイちゃん!えらいわ!

ふと、私自身が育児や仕事に辛いと感じるとき、アイちゃんがまだ赤ちゃんの頃を思い出します。

アイちゃんが生まれて、初めて私の腕に抱いた重み

寝返りを覚えて、ベットの上をローリングし過ぎて少しおハゲちゃんになった後頭部。

つかまり立ちを覚え始めたころ、夜な夜なベットの上で一人で立とうと、こけながらも練習し続けた日々。

アイちゃんにとっては些細な成長過程の一つ一つかもしれません。

しかし、私にとっては何よりも代えがたい大切な思い出であり、私自身を鼓舞する思い出でもあります。

この何気ないやりとりの中でアイちゃんの成長を感じられて、ウルウルきてしまいました。

「いやだ」の言動も受け止めて、見方を変えてアイちゃんを認める

褒めるとは、その人を認めることなのかな。

「えらいね!すごいね!」というとき、必ず「アイちゃん」と認めたい相手の名前を呼びます。

私が素直に「えらいね!すごいね!」と思えることを、してくれる相手に伝えたいからです。

アイちゃんの一つ一つの言動や行動をなるべく認めて、自信をもって育ってほしいな。

そしてアイちゃんももっとパパのこと褒めてーw

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