学校説明会に年中春から参加するメリット!その理由を塾長目線から考察
私立の小学校で興味のある学校があるんだけど、まだ年中だから説明会には参加しなくても大丈夫?年長じゃ遅いの?
うちの子は年少だけど、早すぎるかな?
こんな声にお応えします!
早いに越したことはないので、年少からの参加でも大丈夫ですよ!
この記事を書いている私は、元某塾の塾長であり受験のなんたるは色々熟知しております。
また、わが子を通して小学校受験の経験をしており、説明会の時期や早期メリットについては詳しくお伝えできると思います。
年中から学校説明会に参加したほうがいい理由
- 小学校受験の入試本番は年長夏から秋にかけて行われるため、年長時になってからでは時間がタイトになる
―入試本番は年長夏から秋にかけて
学校にもよりけりですが、8月9月に入試日を設けている学校が多いです。
年長の夏ということは、年長になってから5カ月ほどで入試本番!ということになります。
年長4月、この時点で半年を切っています。
それから学校説明会に行っているのでは、受験対策が間に合いません。
-説明会は春から夏にかけて行われることが多いです。
入試本番1年前の年中の秋に、「さぁ!学校説明会に行こう!」と思っても説明会の開催を春まで待つことになります。それなら、1年早く参加しちゃいましょう!
- 年中から説明会に参加することで早期にほかの学校と比べることができる
―中学の進学先や進学ルートなどをじっくり調べることができる
―学校の特色を時間をかけてチェックできる(秋にある運動会やバザーに外部参加できる学校もある)
―もし志望校を他の学校に変更したくなっても、早いうちなら対応できる(直前では出題範囲が違った場合難しい場合もある)
3、早期に子供につけなければならない力を把握できる
-その分ゆっくり時間をかけて対策できる
―現時点での過去問を解かせて、その結果から得意・苦手分野の把握ができる。それを1年かけて対策すればよい。
例えば、「ちょうちょ結びができないといけない」ということを年中のときから知っていれば、年中の時点から対策することができます。
細かいことを言うと、「今日は子供の機嫌が悪いので、気分がのっている時に練習しよう」ということもできます。
これがもし、知るのが年長になってからだと・・・?
⇒数カ月で対策をしなければならなくなります。
「子供の気分がのらないから今日がやらない」という選択肢を選びづらく、「ちょうちょ結びができるようになること」にフォーカスしなければならなくなります。
3-2学年ごとの参加の仕方の違い
年中以下―
年少、年中の間に、少しでも気になっている学校は学校見学や説明会に参加しておこう。
基本的な情報は年長に上がるまでに確認する。
ネットの情報ではあまりピンと来なくても、実際に足を運んでみると先生の対応が良かったり悪かったり、
パンフレットではきれいでも実際は高学年になると古い校舎に移動しなければならない、来年校舎の建て替えが決まっていて、きれいな校舎が使えるのは最後の2年だけだったり
、家から学校までの通学でアクセスが悪いなど
年長―
学校や交通の便など基本的な情報は年中でおさえていますから
年長では、余裕をもって説明会に参加しましょう。
この学校で本当によいのかの確認
受験年度の最新情報を入手
最後に不安に感じていることは個別相談しよう。(顔と名前を憶えてもらう)
受験する子供を連れて行って、子供にもこの学校に入るのだという気持ちを作らせる。
気持ちができれば勉強のモチベーションをあげることができる。
わが子は、年少の一つ下の年のとき2歳のころから毎年説明会に参加しだしました。
そして、このような力をつけたらいいのか、と勉強させられたものです。
まとめ
・入試本番は年長夏秋!説明会は春夏!
・小学校の学校説明会は、年中の春から参加するのがベスト!
・理由は、早期に学校の情報が把握できるため
・早期に把握した情報で、対策する時間を確保できる。
・基本的な情報を年中時に把握できると、年長時の説明会では心にゆとりをもって参加することができます。
学校説明会は年長しか参加してはいけない決まりはありません。
(コロナウイルスの影響で受験される年の子しか参加できないよう制限されている学校もあります。必ずチェックしましょう)
できるだけ早くの対策でお子様に十分な受験対策期間を与えてあげましょう!