小学校受験 準備編〈子供とのかかわり方その2〉

小学校受験をすることを決めたあなたへ
小さい子供に受験勉強させるのは大変なことです。
アイちゃんの物語は、あなたの問題が解決できる手助けになればいいなと思って公開している
夫目線からの小学校受験の体験談です。
わが家で実際におこった出来事を、夫がストーリーテイストで記事にしています。

今日は塾に行きたくないの!!

アイちゃんの悲痛な叫び声が家に響き渡りました。

勘弁してくれよーと頭を抱える妻、泣きじゃくるアイちゃん。

まさに地獄絵図のような朝の風景が繰り広げられます。

そんな叫び声で目を覚まし、のそのそと起き上がる私・・・

妻の怒りの矛先がこちらに来るのか、アイちゃんの泣き落としがこちらに来るのか・・・

戦々恐々とした冷戦状態が続きます。

〈イヤイヤの対応〉子供の嫌に対して嫌で返さない

子供のイヤイヤで頭を悩ませる経験がありませんか。

私もよくあります。

私のスタンスはいたって単純 やりたくなかったらやらなければよい

よく妻に怒られます。

妻はアイちゃんがやらなかった尻ぬぐいを予測しているからです。

未来が見えていますね。

私も妻に怒られる未来が見えています。

そして、私が反省する姿も目に浮かびます。泣けてきます。

やらされていると感じる時には、子供はいやだなぁーって感じます。

大人でも同じではないですか。やりたくないことをやるってしんどいー

でもやらなければならない、それが大人だから。

本当にそうなのでしょうか。

やりたくないことをやり続けていたら自分を見失います。

何の為に生きているのだろう。。。家族のため、子供のため。

まずは、自分の為に生きませんか。

子供を無理やりにでも塾に行かせる。それは、誰の為の行動なのだろう。

イヤイヤ行った塾で子供たちは、何を吸収できるのでしょうか。

無理やり塾に行かせたり、勉強させたりすることにあまり価値を見いだせていません。

一旦、嫌だと思ったら立ち止まってみませんか。

塾に行くのいやだぁー!!
行きなさい。お金ももう払ってるんだから。
・・・もう知らん!パパに言いなさい。

とうとうアイちゃんが私のところへ来て、嫌だ攻撃を始めます。

塾に行くのいやだぁー!!

いつも私は間髪入れずアイちゃんに質問します。

そうかー。アイちゃん塾行くの嫌やねんな!
なんで?

これは詰問しているのではなく、純粋に疑問なのです。

何かお友達に嫌なこと言われたのか、先生が怖いとか、塾に行っている間の見えないアイちゃんに何が起こって「イヤ」と言っているのだろうと。

嫌やからイヤやねん
そうかー嫌やねんな。嫌なんは分かったんやけど、なんでイヤか分からへんパパ

アイちゃんは、私の目をまっすぐ見て言い放ちます

塾の時間が長いしおなか減るからイヤやねん
そうか!!時間長いしお腹減るよな!わかる!
塾行く前にご飯食べて、ついでにママに内緒でお菓子もちょっとだけ食べてから行こうか

この日は、無事事なきを得ました。

子供の嫌を受け入れる

子供の嫌に対して、頭ごなしの否定的な発言をしてしまうことはありませんか。

「行くの嫌」に対して、「行きなさい」など。

一旦、立ち止まって嫌の理由を聞いてみてください。

本当に面白いほどに嫌の理由はその日その日によって変わっていきます。

感情を吐き出させる、嫌な感情を言語化させるってとても大事だと思っています。

子供の知らない一面が見えてきます。こんなところに嫌って感じるのかと。

そして、子供たちの嫌という感情を受け止めてあげてください。

「嫌」の言葉を「そうなんだ」と肯定して理解を示してあげてください。

子供の嫌イヤ問題は、ずっと付きまとう戦いだと覚悟しています。

まとめ

受験に向けておうちでのアプローチ
  

 □子供の嫌に対して嫌で返さない
 
 □子供の嫌を受け入れる
 
 □嫌に対する対応の答えは、質問すること
 

嫌を嫌じゃないに変えることはできます。

魔法のように何かしらの裏技のように、一度ですべてを急激に変化させることはできません。

嫌を嫌じゃないに変えるためには、まずなぜ嫌なのか知ろうとする対話から始めましょう。

簡単です。嫌だー「なんで嫌なの?」この質問を投げかけてあげるだけです。


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