小学校受験ほんまにするの?〈夫の不安と立ち位置〉
小学校受験をすることを決めたあなたへ
小さい子供に受験勉強させるのは大変なことです。
アイちゃんの物語は、あなたの問題が解決できる手助けになればいいなと思って公開している
夫目線からの小学校受験の体験談です。
わが家で実際におこった出来事を、夫がストーリーテイストで記事にしています。
従妹のAちゃんが某有名私立小学校に合格した報せが届いた。
その日の夜、子供たちが寝た後妻との家族会議が開かれました。
と軽口を叩く私であった。
一方で妻は、
小学校に入っても勉強漬けになるやろ。
小学生の頃なら外で友達といっぱい遊ばせたりした方が、アイにとって幸せなんちゃう。
私は小学校受験させる前提の考えでいたので、このとき妻との意見の対立が明らかになりました。
そこで、お互いにアイが小学校受験をする上での不安をぶちまけ合うことにしました。
小学校から私立に行かせたら経済的負担が大きい
アイがそんな小学校受験をできるほどの勉強に耐えられるのか
勉強だけではなくて、お友達とのびのび遊んだほうがアイにとって幸せなんじゃないのか
受験させるのであれば合格させてやりたい、仮に落ちてしまったときにまだ幼稚園の子供にそんなつらい経験をさせたくない。。。
我が子を想うあまり、アイの幸せを考えるあまり、小学校受験に大きなハードルを感じ始めました。
今振り返って思えば、すべての不安は「知らない」無知からくるものでした。
幸いにも、妻は大手進学塾の塾長の経験がありました。妻との家族会議の際にも妻は携帯を片手に、受験情報を片っ端から調べ上げていました。
2,3日後には
この小学校に受験するにはこの塾が良いかも
この教材気になるから取り寄せてみるけどいい?
なんと恐ろしいスピードで小学校受験という大きな家族イベントから置いていかれる私がいました。
愛しの我が子が受験のためにどんな勉強をしたり努力をしたりして成長していくのか、その成長過程を見られないのは嫌だーと考えた私は
啖呵を切ってしまったのです。
そして、ものの数秒後に後悔することになります。
子どもが取り組んでいる問題を見て愕然としました。
アイちゃんは何をしているの。
逐一どのような問題なのか妻に聞かなければならなかったのです。
問題だけではありません、解き方や教え方も逐一妻に聞かなければならなかったのです。
何も知らない無知な私は、「アイちゃんこんな問題解けるの?」と不安に駆られました。
私の不安を尻目にアイちゃんと妻は、淡々と問題をこなしていきました。
いや、愛しのアイちゃんが頑張っているのに私だけ何もできないのは嫌だ!
走馬灯かなと思うほど、ない頭を回転させ私がアイちゃんの受験に携わる方法を考えました。
そして、たどり着いたのです。
ママもすごいやん!!!
そう、私は二人をほめちぎる役に徹することにしたのです。
それから私は、毎日妻とアイちゃんをほめるために、今日の出来事を聞いて
心のイイねを押し続けました。
こうして私は褒め殺しマシーンと化していったのです。
褒め殺しの効用として、アイちゃんがパパを大好きになります。
また妻も機嫌をよくして、受験に関する情報共有をしてくれるようになります。
一石二鳥とはまさにこのことですね!